Research Interests
動物の”かたち”をテーマに研究をしています。
研究の源流:
幼い頃からのカモノハシ好きが高じて哺乳類の進化に興味を持ちました。哺乳類に特有な形質がどのように進化してきたかを、比較形態学によって明らかにしたいと考えています。哺乳類に特有な性質である、歯の形態の複雑性、多様性と異型歯性に興味を持っており、歯の形態がどのような機能をもち、どう適応進化してきたか、そこでどのような発生のしくみが進化してきたかという疑問に取り組んでいます。適応によって速やかに進化する形質と、系統的、機能的な制約のかかる形質を区別して理解することで、ゆくゆくは歯しか見つかっていないカモノハシの祖先たちの生態を復元できたらと考えています。
研究テーマ:
(1)変異性が形態進化に与えた影響
変異性(変異の傾向)は、形態進化を拘束し、また促進するものとして、近年その重要性が議論されています。変異性は個体変異それ自体から推定されますし、変異性を生み出す要因となる発生のしくみや、ヘテロクロニーによる進化を可能にする、発生トラジェクトリにおける形態の変異などからも推定され得ます。そのようにして生み出された変異は自然選択や中立進化の源であり、形態進化の基礎となります。 私はこのような変異性自体が形態進化にどのような影響を与えてきたか、比較形態学の手法を用いて研究しています。なかでも、平行進化に寄与する変異性と発生メカニズムを明らかにすべく、頭骨と歯の形態進化に着目して研究を進めています。
また、形態進化をアナロジーとして、企業の事業ポートフォリオや人事制度といった、”変異性”と”自然選択”が影響するさまざまな事象に関しても興味を持っています。
(2)生物多様性それ自体をデータセットとして用いる進化発生学
実験室においてヒトがモデル生物を用いて遺伝子改変動物を作るように、自然界は種間変異・個体変異のレベルで、多様なGenotype-Phenotypeを持った生物を生み出してきました。現在の進化学が持っている複数のアプローチを用いることで、これらの多様性(表現型)を生み出した発生メカニズムや遺伝子に関する知見を得ることができると考えています。この手法の利点は、多額の予算を必要とせず、モデル動物では得られない表現型についての知見を得られることです。
(3)博物館標本の利用
博物館標本は自然史学がその数百年の歴史で蓄積してきた、情報の宝庫です。これまで博物館標本は、分類学や生物地理学、進化学における適応進化の研究など、限られた分野の研究に用いられてきました。私は博物館標本をさまざまな分野で活用できないかと考えており、発生モデルの検討をおこなうなど、いくつかの試みを行っています。
(4)比較形態学の応用
実験生物学のさまざまな分野において形態形質(表現型)の比較・解析が行われますが、多くの研究では単純な観察のみで発見できる、目立った変異に注目が集まる傾向にありました。一方で、比較形態学は形態それ自体を対象とすることから、さまざまな形態変異を検出する手法を生んできました。私は比較形態学の手法を用いて、今まで見過ごされてきた、(しかし重要性のある)変異を明らかにすることを目指し、他の分野の研究者と共同研究を行っています。
キーワード/妄想
・哺乳類に特有な形質の進化
・歯の形態進化、歯式の進化
・形態進化における適応と拘束
・比較形態学、進化学の広範な応用
・基礎科学の自立
理想の研究者
・大河内正敏
・バーバラ
マクリントック
・ウォルター ロスチャイルド
Publications
原著論文(査読あり)
22) Asahara
M ., Takai M. (2017)
Estimation of diet in extinct raccoon dog species by the molar
ratio method.
Acta Zoologica 98:
292–299.
21) Asahara
M ., Nishioka Y. (2017)
Geographic variation of absolute and
relative lower molar sizes in the Japanese macaque (Macaca
fuscata:
Primates, Mammalia).
Zoological Science 34:
35–41.
20) Asahara
M . (2017)
Geographic variation of absolute and relative lower
molar sizes in two closely related species of Japanese field mice
(Apodemus speciosus and Apodemus
argenteus: Muridae, Rodentia).
Zoological
Science 34: 26–34.
19)
Lau ACC., Asahara M., Han SY., Kimura J.
(2017)
Craniodental Morphology of the Eurasian Otter (Lutra
lutra) in
East Asia.
The Journal of Veterinary Medical
Science 79: 144–152.
18)
Asahara M.
(2016)
The origin of the lower fourth molar in canids, inferred
by individual variation.
PeerJ 4:
e2689.
17) Asahara M ., Koizumi M., Macrini T.E., Hand
S.J., Archer M. (2016)
Comparative
cranial morphology in living and extinct platypuses: Feeding behaviour,
electroreception and loss of teeth. Science Advances 2:
e1601329.
*Science本体に紹介記事が掲載 The platypus's sixth sense cost it
its teeth. Science 354 (6309): 192.
*国内での報道:
日本経済新聞(2016年11月28日・朝刊)、北國新聞(2016年11月27日・夕刊)、東京新聞(11月28日・夕刊)、伊勢新聞(2016年11月30日・朝刊)、毎日新聞(2016年12月3日・夕刊)、産経新聞(2016年12月9日・朝刊)、そのほかオンラインで40紙のサイトに掲載、マイナビニュース
*海外での報道:
Cosmos(オーストラリア)、Today's
Science(米国)、Folha de S.Paulo(ブラジル)、Naturwissenschaftliche
Rundschau(ドイツ)等で報道
16) Lau ACC.,
Asahara M ., Han SY., Kimura J. (2016)
Sexual
dimorphism of the Eurasian otter (Lutra lutra ) in South Korea: craniodental
geometric morphometry.
The Journal of Veterinary Medical
Science 78: 1007–1011.
15) Asahara M
., Saito K., Kishida T., Takahashi K., Bessho K. (2016)
Unique pattern of
dietary adaptation in the dentition of Carnivora: its advantage and
developmental origin. Proceedings of the Royal Society B 283: 20160375.
*三重大学Rナビにて研究紹介が掲載。
14) Saito K.,
Takahashi K., Asahara M ., Kiso H., Togo Y., Tsukamoto H.,
Huang B., Sugai M., Shimizu A., Motokawa M., Slavkin HC., Bessho K. (2016)
Effect of Usag-1 and Bmp7 deficiencies on murine tooth morphogenesis.
BMC Developmental Biology 16: 14.
13) Asahara
M ., Chang C-H., Kimura J., Son NT.,
Takai M. (2015)
Re-examination of the fossil raccoon dog (Nyctereutes
procyonoides) from the Penghu
channel, Taiwan, and an age estimation of the Penghu fauna.
Anthropological Science 123:
177–184.
12) Wolsan M.,
Suzuki S., Asahara M ., Motokawa M. (2015)
Tooth size variation in pinniped dentitons.
Plos One 10: e0137100.
11) Asahara
M . (2014)
Evolution of relative lower molar sizes among local
populations of the raccoon dog (Nyctereutes procyonoides ) in Japan.
Mammal Study
39: 181–184.
10) Asahara
M . (2014)
Shape variation in the skull within and
between wild populations of the raccoon dog (Nyctereutes
procyonoides) in Japan.
Mammal Study 39: 105–113.
9) Nishizawa H., Asahara
M ., and Kamezaki N. (2013) Ontogenetic scaling of the humerus in sea
turtles and its implications for locomotion.
Zoological
Science 30: 211–216.
8) Asahara M .
(2013)
Shape variation in the skull and lower carnassial in a wild
population of raccoon dog (Nyctereutes procyonoides ).
Zoological Science 30: 205–210.
7) Asahara
M. (2013) Unique inhibitory cascade pattern of molars in
canids contributing to their potential to evolutionary plasticity of diet.
Ecology and Evolution 3: 278–285.
6) Asahara
M., Kryukov A., and Motokawa M. (2012)
Dental anomalies in the
Japanese mole Mogera wogura from northeast China and the
Primorsky region of Russia.
Acta Theriologica 57:
41–48.
5) Nishizawa H., Asahara M., Kamezaki N.,
and Arai N. (2010) Differences in the skull morphology between
juvenile and adult green turtles: Implications for the ontogenetic diet
shift.
Current Herpetology 29: 97–101.
4) 浅川満彦, Hongfeng Zhang, Junfeng Pei, 浅原正和, Wei-Jan Wen,
Chuguang Liu, Halik Mahmut, Xiaomin Wu, 本川雅治, 星野仏方.
(2010).
青海省チベット高原で捕獲されたスズメ目鳥類の外部計測値.
酪農学園大学紀要(自然科学 編) 35:
73–75.
3) Motokawa M., Zhang H., Pei J., Asakawa M.,
Asahara M., Wen WJ., Liu C., Mahmut H., Wu X., and Buhe
A. (2010) Small mammals collected from Qinghai Province,
China.
Biogeography 12: 29–37.
2) 鈴木聡, 浅原正和 ,呉毅,李玉春,原田正史,本川雅治
(2009).
奈良県和佐又山および大普賢岳における哺乳類の捕獲記録.
日本生物地理学会会報 64: 3–11.
1)
Asahara M., Uesugi R., and Osakabe Mh.
(2008).
Linkage between one of
polygenic hexythiazox-resistance genes and an etoxazole-resistance gene in
the two-spotted spider mite (Acari: Tetranychidae).
Journal of Economic Entomology 101:
1704–1710.
紀要等、その他のオリジナルデータや新規な解析を含む論文等(査読なし)
6) Asahara
M., and Takai M. (in press)
Dietary transition in the
Nyctereutes sinensis and Nyctereutes procyonoides
lineage during the Pleistocene. Acta Zoologica (in
press) (コメント論文)
5)浅原正和
(2017)
オーストラリアの”カモノハシ外交”を概観する:第二次世界大戦から現在まで
三重大学教養教育機構研究紀要2: 1–17. (紀要論文・論説)
4)浅原正和
(2016)
1905年にニューヨークの動物園にいたあるタヌキの来歴
三重大学教養教育機構研究紀要 1:
23–28. (紀要論文・研究ノート)
3)
浅原正和(2015)
江戸時代の本草書に垣間見える、たぬき・むじな事件の源流
たぬき道 70–71:12–19.
(エッセイ&サーベイ)
2)
浅原正和(2014)
生物学の教育教材としての博物館展示の一例と博物館を教育に利用する意義について
中京大学教師教育論叢 第3巻:45–52.
(実践研究論文)
1)浅原正和
(2012)
エゾタヌキのタイプ標本を求めて
たぬき道 69:5–8. (エッセイ&データ)
その他、主要な出版物・印刷物等(査読なし)
6)浅原正和
(2017)
「Variation」の訳語として「変異」が使えなくなるかもしれない問題について:日本遺伝学会の新用語集における問題点
哺乳類科学 57:
in press (フォーラム)
5)浅原正和
(2017)
哺乳類の形態進化の研究を志して
哺乳類科学 57: in
press (日本哺乳類学会奨励賞受賞者による研究紹介)
4)浅原正和
(2016)
書評:『ホラアナグマ物語―ある絶滅動物の生と死―』(ビョーン・クルテン著、河村愛・河村善也訳)
哺乳類科学 56:295–296.
(書評)
3)
浅原正和
(2012)
書評:『ブルドッグ―その意外な歴史―』(河村玲奈・河村善也著)
哺乳類科学 52:147–148.
(書評)
2)
浅原正和(2011)
哺乳類、とくに食肉目における食性適応に伴う歯の形態進化
三島海雲記念財団 平成22年度研究報告書
第48号: 91–94. (研究報告)
1) 浅原正和, 小薮大輔, 竹下毅
(2010)
哺乳類における食性と形態進化
哺乳類科学 50:
103–104. (日本哺乳類学会 2009年度 台北大会 自由集会記録)
その他
講義経験
「カモノハシと博物学史」 全15回 (学部教養教育)
「カモノハシと学ぶ哺乳類の進化 そして科学と社会との関係」 全15回 (学部共通教育)
「教養としての生物学」 全15回 (学部教養教育)
「基礎生物学」 全15回 (学部共通教育)
「生物学の基礎」 全15回 (学部リメディアル教育)
「生物学実習」 全15回(うち解剖に関連した5回を主担当、10回を補助)
「教養セミナーT」 全15回 (学部教養教育)
「博物学の情報論とその発展の社会的背景」 全1回 (大学院特別講義)
そのほか演習・実習等
社会活動等
1)京都大学総合博物館企画展『陸上脊椎動物の多様性と進化―京都大学の挑戦』 展示委員(2012年)
展示エリア 『哺乳類の多様性と形態進化』 設計・制作
上映ビデオ 『青海チベット高原の哺乳類』 撮影・編集
2)JSPS Asia Africa Science
Platform Program: 2nd International Symposium on East Asian Vertebrate
Species Diversity, 事務局長/ Secretary general
(2012年)
3)平成27年度 日本動物学会中部支部大会 実行委員 (2015年11月 三重大学)
一般向け講演等のアウトリーチ活動
1)恐竜古生物トーク配信「カモノハシ」 (株)Actow
(2011年4月)
2)「哺乳類の形態進化」 京都大学総合博物館企画展展示解説
(2012年8月、10月)
3)「骨学・化石実習」(補助) 京都大学度霊長類研究所犬山公開講座(2014年7月)
4)「骨からみる哺乳類の形態進化」 日本進化学会第16回大阪大会一般市民向け研究紹介 進化ってなんだろう?研究者と話してみよう!(2014年8月)
5)「カモノハシと考える哺乳類の進化」 京都教育大附属中学校 特別授業(2015年1月)
6)「Mammalian evolutionary
morphology: from ecomorphology to
development」 静岡県立掛川西高等学校 特別授業(2015年3月)
7)「カモノハシと学ぶ哺乳類の進化と自然保護」 三重大学教養教育機構 市民公開講座(2016年11月18日)
広報関連
1)「第115回教員インタビュー」 キャンパスそうす(三重大学生協・広報誌)(2015年11月)
2)「イヌ・ネコの仲間、繁栄のカギは”進化しやすさ”にあり!?臼歯の機能変化による適応進化とそのメカニズムを解明」 三重大Rナビ(大学によるオンラインの研究紹介)(2016年6月)
3)「気候変動と動物のからだ」 三重大学・環境報告書2016 「環境研究」コーナー
p37 (2016年9月)
4)「カモノハシの祖先はカモノハシと異なる生活をしていた!?化石標本の再調査から1300万年の間に起きた進化を解明」 三重大Rナビ(大学によるオンラインの研究紹介)(2016年10月)
教育改善等の発表等
1)「アクティブでない講義におけるアクティブさの追求」 三重大学教養教育機構FD研修会 (2017年2月22日)
一般誌協力等
1) 「卵を産み,クチバシをもつ哺乳類カモノハシ」(協力・監修)
ニュートン 2014年3月号: 114–117.
(2014年1月)
2) 「くちばしでえさを探るカモノハシ」(上記記事の改訂&再録) ニュートン別冊 ふしぎ動物図鑑:
132–
135. (ニュートンプレス・2015年4月)
テレビ出演等
1)「きらめき☆三重大学!」第29回 出演 (『骨からわかる哺乳類の進化』) 三重テレビ (2016年8月30日)
新聞、オンラインメディア等での報道
1)Asahara
et al. (2016) Science
Advances掲載研究成果の報道
『The platypus's sixth sense cost it its teeth』
Science 354 (6309): 192.
(米サイエンス誌 2016年10月14日)
『なぜカモノハシには歯がないのか?祖先との比較で明らかに 三重大』 マイナビニュース(日本・オンラインニュース 2016年10月14日)
『Platypus
ancestor had teeth but inferior
electro-sense』 Cosmos(オーストラリア・一般科学誌&オンラインニュース 2016年10月13日)
『Platypus logic: trading
teeth for as sixth sense』 Today's Science(米国・高校生&大学生向けオンラインメディア 2016年11月11日)
『Fóssil mostra que evolução do ornitorrinco não
'parou no tempo'』 Folha de
S.Paulo(ブラジル・日刊紙&オンラインニュース 2016年10月23日)等で報道
『Moderne Anpassungen bei einem lebenden
Fossil』 Naturwissenschaftliche
Rundschau(ドイツ・一般科学誌) 『電流で餌探し、歯消滅 カモノハシ進化を解明』 共同通信配信(2016年11月26日)
以下の新聞紙面(印刷媒体)で掲載を確認:日本経済新聞(2016年11月28日・朝刊)、北國新聞(2016年11月27日・夕刊)、東京新聞(11月28日・夕刊)、毎日新聞(2016年12月3日・夕刊)、産経新聞(2016年12月9日・朝刊)
以下の新聞でオンライン掲載を確認:日本経済新聞、東京新聞、中日新聞、毎日新聞、産経新聞、北海道新聞、河北新報、静岡新聞、京都新聞、中国新聞、西日本新聞、茨城新聞、山陽中央新報、上毛新聞、長崎新聞、福島民報、大分合同新聞、千葉日報、日本海新聞、琉球新報、デーリー東北、東奥日報、山陽新聞、福島民友新聞、神奈川新聞、下野新聞、高知新聞、秋田魁新報、北日本新聞、徳島新聞、福井新聞、佐賀新聞、新潟日報、信濃毎日新聞、デイリースポーツ、神戸新聞、愛媛新聞、四国新聞、大阪日日新聞、宮崎日日新聞 (計40紙)
『歯の消滅を解明 三重大、カモノハシ研究 くちばし神経が発達』 伊勢新聞(2016年11月30日・朝刊)
2)『カモノハシの謎探る 浅原正和さん』 中日新聞・津市民版(インタビュー記事 2016年11月15日)
3)『Masakazu Asahara:
Studying the morphology
of
mammals』 Today's Science (Conversations with
scientistsコーナー・インタビュー記事) (米国・学校生徒向けオンラインメディア 2016年12月13日)
報道、テレビ番組作成等への協力
・「おはよう日本」(NHK)2016年11月29日 (ハリモグラ・カモノハシの種同定)
・「フルタチさん」(フジテレビ)2016年12月11日 (カモノハシに関する台本の校閲)
受賞歴等
1)2010年度 日本哺乳類学会大会最優秀ポスター発表賞 (2010年)
2)2016年度 日本哺乳類学会奨励賞 (2016年)
助成金等(研究代表者のもののみ)
1)三島海雲記念財団博士課程奨学金(2009–2010年度)
研究課題:「哺乳類、とくに食肉目における食性適応に伴う歯の形態進化」(代表)
2)京都大学教育研究振興財団中期派遣助成(2010年度)
研究課題:「食肉類における食性適応に伴う臼歯形態の平行進化」(代表)
3)科研費補助金
(特別研究員奨励費2011–2012年度)
研究課題:「哺乳類における歯と咀嚼器官の形態進化―食肉目を中心に」(11J01149)(代表)
4)公益信託 成茂動物科学振興基金
(Narishige Zoological Science
Award)(2014年10月–2015年7月)
研究課題:「適応的要因と発生学的要因からみる歯の進化的消失」(代表)
5)京都大学霊長類研究所 共同利用研究(2015年度)
研究課題:「ニホンザル大臼歯形態における地理的変異とその適応的要因の解明」(代表)(計画研究「頭骨及び歯の形態に関する多面的研究」カテゴリ)
6)科研費補助金(若手B2016–2019年度)
研究課題:「哺乳類の特徴である複雑な臼歯形態獲得プロセスの解明:歴史的学説の現代的検討を軸に」(16K18601)(代表)
査読経験
Journal of
Experimental Zoology Part B: Molecular and Developmental
Evolution
Mammal Study
PeerJ
Royal Society Open
Science
The Journal of Veterinary Medical
Science
Zoological Letters
Zoological
Research
Zoological Science
Zoological
Studies
哺乳類科学
等
研究助成の審査員経験
Czech Science
Foundation
そこそこの期間(ひと月〜数か月)研究活動に携わった海外の研究機関
1)陝西省動物研究所(西北瀕危動物研究所)西安市・陝西省・中華人民共和国(2009年・青海チベット高原での動物相調査)
2)American Museum of Natural History,
New York, USA (2010年・標本調査)
連絡先
(迷惑メール対策のため画像データです)
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